小野建設株式会社

会長提言chairman

代表取締役 会長 小野 徹 TORU ONO

職歴

昭和48年4月 小野建設(株)入社 現場係員
昭和54年11月 小野建設(株)取締役総務部長
昭和58年11月 小野建設(株)専務取締役
平成3年11月 小野建設(株)代表取締役社長
令和3年11月 小野建設(株)代表取締役会長

学歴

昭和32年3月 三島市立錦田小学校卒業
昭和38年3月 三島市立東中学校卒業
昭和41年3月 静岡県立沼津東高等学校卒業
昭和45年3月 慶應義塾大学経済学部卒業

その他

趣味 日本語・日本美学・ゴルフ
宗教 神道・仏教(南無観世音菩薩、地蔵菩薩、不動明王)

関連団体役職

  • 三島建設業協会会長
  • 日本林業土木連合協会副会長
  • 三島ロータリークラブ会員
  • 静岡県中小建設業協会会長
  • 三島商工会議所副会頭
  • 佐野美術館ミューズクラブ運営委員長
  • 静岡県建設業協会理事(元副会長)
  • 三島田方法人会副会長
  • サンフロント21懇話会運営委員
  • 全国中小建設業協会副会長
  • 21世紀塾代表世話役人
  • 三島北高校後援会常任顧問
  • 中央建設業審議会元委員
  • 三島香陵会元会長
  • グラウンドワーク三島副理事長
  • 東京林業土木協会会長
  • 三島三田会副会長
  • 三島ゆうすい会会員
  • 中央建設業審議会での発言
  • 2014年(平成26年)9月10日

建設業従事者へ誇りを持たせる「電子銘板」を

建設業従事者の賃金を、「公共工事設計労務費」調査方法の改善など、様々な施策で魅力あるものにすることは、私たちの宿願でもありますが、なかなかそう簡単には進みません。
そんな中で、建設業従事者、特に公共工事従事者は、賃金の多寡にかかわらず、良いものを造ろう、良いものを造って、社会に、後世に誇れるものを造ろうという「使命感」・「達成感」を持っています。
そこで私は、せめて建設業従事者、専門工事従事者に、大きな誇りを持たせるために、「電子銘板」を作成・公表することを提案したいと思います。かって、今と同じように、若者が建設業に入職してこなかった時期があり、そこでその当時、バイパス道路や、インターチェンジなど、「地域の大型工事・地域のメモリアル工事」に携わった者を、長く顕彰し、かつ誇りを持たせるために、「石碑銘板」「金属銘板」等を設置しました。

今回私が提案しますのは、「電子による銘板」で、その方法としては
①公共施設という公の施設を、発注者・受注者双方が「責任」を持って発注し、工事を完成させ、将来的な責任を負うために、映画のエンドロールに、製作に携わったスタッフの全てが記録されているように、計画から発注・工事に携わったすべてのスタッフの名前を網羅した「工事記録名簿」を作成する。
②そうしたデータを、一般市民のパソコンや、スマホでも検索できるようにしたいというのが、この提案の趣旨です。建設業は「地図に残る仕事」とされています。

そうして作られたデータを、GPSに連動すれば、離れた場所にいても検索でき、また現地にいればなおさら、スマホをそこにかざすだけで、そこで行われた工事のデータ、即ち「工事記録」が検索でき、文字通り「地図に残された仕事」のすべての従事者名もわかって、掲載された者にとっては、造った喜びと、社会的な誇りになるでしょう。
かっての「石碑銘板」、「金属銘板」設置の際は、資金面や、多くの関係者名を掲載しきれない等が課題となって、現在は行われていません。
これがネット掲載ということになれば、工事の大小や、関係者の多少に限らず、計画・設計・施工に関わったすべての発注担当者・工事関係者を、少額の費用で網羅できます。
実務的には、「コリンズ」と「施工計画書」を連動したシステムさえ作ってしまえば、後は竣工時にこれに修正すればいいだけですから、これに要する事務量は大したことはありませんし、掲載する喜びもあります。
建設業従事者、専門工事従事者に、大きな誇りを持たせるために、「電子銘板」を作成・公表することを提案したいと思いますので、ご検討をお願いします。

以上

(注)国交省沼津河川国道事務所では、HP上に、2018年度完成工事から、工事に携わった建設業者の担当者や、従事した作業員の氏名を掲載していただいております。

検索方法

沼津河川国道事務所(https://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/) → 工事進捗情報 → 完成工事 → 2018年度完成工事 → 平成28年度天城北道路大平地区東道路建設工事(ここに小野建設の関係者が掲載されています)

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